死について

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今日おじいさんのお通夜に行ってきた、すごくいい顔で眠っていたかのように見える。

おじいさんは絶対に人のことを悪く言うことがなかった。そしていつも

「ありがとう、おおきに」と口癖のように言っていた。

生きているうちは本当にたまにしか会いに行かず、

危篤だと知らせが入って「おじいちゃん、おじいちゃん」と見舞いに行く人。

もう生きていることが辛そうなのに、「頑張れ、頑張れ」と言う人。

親戚が集まって、まるで同窓会のようにする人。

お通夜後の会食の場でおじいさんの会話はなく身内の文句を言い合う親族。

なんかおかしい、でも自分もおかしい。

妙な違和感を覚えつつも、その輪の中で平然と食事をしている自分にも嫌気がしてきた。

僕もおじいさんのように人の悪口を言わない、いつも「ありがとう」と言っている人になりたいと思う。 

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タグ：人生　死